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部屋の短手の寸法だし

フロア貼り部屋例

左図が床を貼ろうとする部屋です。フロアーは根太に直交するように貼っていきます。

まずは短手方向の内〜内寸を測り、その値の例が2,570ミリとします。

フロアーの割り付けの基本1

フロア割り付け

一番下を1列目とし、1列目のフロアー材の幅をカットせずにそのままの幅で張り出した場合、左図のように最後の一枚(斜線部分)が他の床幅に比べて狭くなっているのがわかると思います。この貼り方でも間違いではないのですが、より仕上がりを良くする為にはフロアーを均等に割り付けたほうがよりベターです。

ただし、無垢のフロアー材の場合はこのような大きな部屋に張る場合、一枚あたりの有効幅が少なく、また幅寸法も微妙に違いがあるために均等割りの計算がしきれない場合があるのでこの方法で貼ってしまってもよいです。

職人の間ではこのようなやり方を”イケイケ”などと呼んだりします。(そのまま貼っていけ行け!から)

フロアーの均等割り付け

フロアー正しい割り付け

これが均等に割り付けた例です。考え方としてはまず全体の数値2,570ミリをフロアの有効幅303ミリで割ります。すると8.48…という数値になります。

つまり、8枚と0.48枚ということです。1列目と最終列を均等割りにする訳ですから、この端数0.48は1列目と最終列のフロアの幅を合計した数値となり、すると一枚あたりが0.24(72.72ミリ)とかなり細くなってしまいロスが大きくなってしまいます。そこで7枚と1.48枚という考え方にし、1.48枚を1列目と最終列で2等分するようにします。

1.48(枚)×303(フロア有効幅)=448.22ミリ

448.22÷2=224.22ミリ(一枚目と最終列のフロアの幅)

左図の斜線部分の寸法となります。

フロアー材の断面詳細図

フロア断面

フロアの断面図例です。一般的には左図のように雄サネに釘を打つやり方が主流ですが、雌サネに釘を打つように加工されているフロアー材もあります。

1列目施工のための基準墨を打つ

フロア貼り基準出しフロアーを貼る前に基準となる墨を打ちます。この墨の位置ですが、一列目のフロアー割り幅+サネを足した数値(例:サネ部が5ミリとすると224.22+5ミリでおよそ230ミリ)で墨を打ちます。

そしてこの墨から壁までの距離をもう一度測りなおし、(壁がまっすぐとは限らないので910ピッチ毎寸法をあたってみます)にフロアーの幅をカットし、墨にサネの前面を合わせるように施工していきます。

ちなみに灰色の線が根太、青がベースパネル等の捨て貼り板です。

フロアー1列目の施工

フロア1列目施工

フロアーの一列目を施工した図です。

根太組みの床に施工する場合、コンパネやベースパネルで捨て貼りしてあったとしても根太の上にフロアーのジョイントがくるように施工します。フロアーを留める釘も根太の上に打つようにします。

なお、28ミリ構造用合板の下地の場合は大引きなどの下地が外れたところにジョイントをもってきてもも大丈夫です。(なるべくなら大引きの上でジョイントできると良いです)

フロアー2列目の施工

フロア貼り2列目

2列目の施工です。2列目は1列目から910ミリ(フロアー1枚の寸法1820の半分)ずらして貼ります。

フロアー貼りの施工

フロア貼り終わり

左図のように互い違いに貼っていきます。

壁と床とのおさまり

壁と床の納まり

なお、壁と床との取り合い部の納まりは左図のようになります。

床を貼るときは壁にぴったりくっつけずに3ミリ程度のクリアランスを取って貼り、その隙間は幅木によって埋められます。

もちろんぴったりくっつけて施工しても良いのですが、リフォームの場合この突き付けの部分が擦れて床鳴りが起こる場合もあります。

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